窪川高校には、学校に日本でも数少ない「学問の木」と呼ばれる楷の木(カイノキ)があります。
2500年前、儒学の祖孔子が亡くなった墓に楷の木(カイノキ)が植えられたことから「学問の木」と
呼ばれるようになり、日本では牧野富太郎博士が「孔子木」と命名されました。
本校では平成17年度に岡山県閑谷学校に植えられている日本では数少ない中国ゆかりの楷の木の
苗木が同窓生から寄贈されて以来、三年坂を日々往来する窪高生を静かに見守り続けています。
進学や就職に向けて今まさに学問を収めている最中の皆さんも、時にはこの木を仰ぎながら未来の
自分を思い描いてみるのもいいですね。