令和5年8月24日(木)~30日(水)にかけて、本校5名の生徒が高知県の高校生代表として
韓国全羅南道へ交流訪問を行い、毎日、全羅南道各所の施設、学校、名所を巡り、多くの方と
ふれあいを楽しみました。その様子を写真とともにご紹介します。
初日は全羅南道モッポ(木浦)へ飛行機と韓国の新幹線を使って移動しました。
訪問交流は2日目の全羅南道庁訪問から始まりました。素晴らしい建物の展望台から眺めると、山や海、多くのマンション群が調和した美しい街並みが見えました。
今回の訪問に関わった関係者への挨拶を済ませ、ナマク高校を訪問しました。
その後、モッポ共生園を訪問し、田内千鶴子さんの業績に触れ、施設の子どもたちとレクリエーションを行いました。夕方にはモッポのケーブルカーにも乗りました。3日目は映画やドラマでロケ地として有名なナグアンウッソン城を見学したあと、スンチョン大学校を訪問し、
大学生と一緒にスンチョン庭園博覧会を見学しました。夕方にはヨスチャレンジパークでアトラクションを
体験しました。
4日目にはオドン島、コソドン天使壁画村、韓国茶博物館を見学し、大韓茶園でファスン高校の代表生徒と交流しました。
5日目には、ファスン高校で学生交流を行い、英語や体育の授業などに参加しました。
その後、ファスン赤壁とチュンノグオン(竹緑苑)を見学しました。6日目は、モッポ近代歴史館を見学し、モッポ駅からソウルヨンサン駅へ移動し、ソウルのミョンドンを散策しました。最終日は、韓国キンポ空港から東京羽田空港、そして高知空港へと移動し、全員無事に帰ってきました。高校・大学訪問では、いずれもとても明るく受け入れてくださり、交流では生徒同士のSNS交換も行い、
とても盛り上がりました。また、校内を案内していただく間、訪問生徒の後ろには長い列ができ、まるで
スターの訪問のようでした。
見学や体験、そして食事では、日本では目にすることのないものや風習に触れるとともに日韓の歴史的な
関係について多く学ぶこととなりました。大正時代に日本が建てた建物も数多く残っており、ノスタルジアを
感じると同時に日本の功罪についても考えさせられました。いつの日か訪問した生徒が、両国の新しい時代の
架け橋として成長してくれることを楽しみにしています。