11月23日勤労感謝の日に開催された新文化祭。目標集客人数を500人としていたところ
約600人、前年比の2倍ほどの人数を集め、にぎわいをみせました。
今年度の「新文化祭」は、主に2年生の生徒が中心となって運営することや、生徒が地域の
事業者さんに出店依頼する、模擬株主制度の導入などの取り組みが特徴です。
準備は今年の4月から始まり、2年生は事業者の呼び込みをする組や校舎の装飾をする組などに
分かれ、それぞれの役割を分担しました。先生方から見ても前例のない取り組みであるため、
上手くいくか不安という声もありましたが、全国の学校の文化祭の例を調べたり、株について
知ったりと後に円滑に進むように懸命に手探りを続けました。
仕上げの10〜11月に入るとみんな本気モードに入り、放課後の時間も使って急ピッチで
作業を進めました。ひと足先に準備が終わった組から準備が終わっていない組へ手伝いに行く
場面も見られました。
助け合いでたどり着いた文化祭当日も、シフト表を作り自分たちの出店と地域の事業者さんの
ブースなどを交代で周り、お客さんを迎えました。授業として準備を行ったのは週3時間。
放課後の時間を合わせても限られた時間内での準備でしたが、みんなの努力の甲斐あって
出店してくださった事業者さんは約16店舗になりました。
忙しすぎて他のブースを見られないという嬉しい悲鳴も聞こえるほど、生徒、先生、お客さん
からも楽しいと言われる文化祭になり、大盛況のうちに幕を閉じました。