令和3年度窪川高等学校経営方針
1.学校経営の基本方針 変化の激しい時代に活きる主体的学びを
時代の変動性や不確実性の増加→この時代を生きる生徒たちに必要な力は、自分の頭で考え、自分で判断し、自分で行動すること。そのために、すべての教育場面において生徒の自己決定の場面を意識的に増やすことと主体的な学びの場を作るための授業改革、および地域の信頼を取り戻す学校づくりを行っていく。
2.目指す学校像 地域から信頼される学校
- 生徒の内的向上心を引き出し、主体的進路選択ができる生徒を育てる学校
- 教職員が自己研鑽を怠らず、生徒とともに学び続け成長する学校
- AI時代に必要な新しい学力観を追求する学校
- 学校の情報発信を積極的に行い、地域を巻き込み、地域とともに生徒を育てる学校
3.目指す生徒像 AI時代を見据え、主体的に学び、考え、行動できる生徒
- 正しく深く学ぶ力
- 粘り強く行動する力
- 人に伝える力
4.重点取組事項
- ICT教材を用いて授業や家庭学習の内容充実を図り、基礎学力・学ぶ意欲の向上を図る
- 個に応じたきめ細やかな進路指導をなお一層徹底し、生徒の進路決定能力を高める
- 学校外組織と連携しながら、教育課程の見直しを含む戦略的な魅力化対策を打ち出す
- 学び続ける教職員集団を目指し、新しい学力観に基づいた授業改善を行う
5.行動目標
- 自己肯定、有用感を上げる取組の方向性
(外的取組)地域との協働、外部と校内の取組の分業、情報発信
(内的取組)人間関係の理解を進める
分業を視点とするキャリア形成の中で社会と個人の関わり方の理解を共感の体得を通して深めていく - 学力観の共通理解
生徒、保護者、教員、地域などがこれからの社会を見据えた学力観を共通に理解する。 - 取組の具体
①校内組織:分掌の役割の明確化、各分掌の外部組織との協働
②共感の体験:叱咤、称賛以外に感じたことを伝える=共感のある言動
③課題を分離することとこれからどうするかを考えること
・最終的に課題を引き受けるのは誰かを明確にする取組
過去の課題に捕らわれず、これからの自分がどうしたいかを促す取組
学習は生徒の課題、教員は生徒の学びを充実すること(わかる授業)が課題
・生徒の学びを充実する取組
カウンセリング的指導:生徒の思考や思いを引き出す指導
・身に付けるべき能力を育む授業
協働による課題解決的学習と身に付けるべき能力に沿う課題や参考の提示
④部活動の地域化
・生徒の個性や特性を伸ばすための部活動の在り方(総合部活動)
・地域と共に育つ生徒が地域の課題を解決する(地域部活動)
・部活動の特性を生かしたボランティア活動
⑤分業を視点としたキャリア形成
・キャリア形成のための知識や技術を提供する学校
・分業によって社会は形成されていることの理解
・貢献感、信頼感を得ることのできる学校生活の実践
社会貢献できる生徒、協働できる生徒、信頼できる生徒、役割を自覚する生徒